IT業界と言えばやはりプログラミング、と思われる方も居るかもしれませんが、最近、このプログラミングも外注することが多くなっています。
国内で下請けめいて仕事をしてくれる所に任せる、というケースもありますが、場合によっては国外に任せるパターンも増えています。
スマートフォンなどで無料アプリをダウンロードしたりすると、ときおり日本語が所々怪しかったりした経験は無いでしょうか。
私自身そこまで詳しくはないのですが、おそらくこういったアプリは国内で立案されたものながら、実際の制作は国外に任せてしまっているのでしょう。

国外でのプログラミング市場としては、中国やインドが主流です。
特にインドはIT関係で実は多くの分野に定評があり、最近と言わず、昔でもインド人が日本で大きな仕事をしています。
いまや知らない人の居ないであろう有名rPGソフトのプログラミングは、ある一人のインド人によってそのほとんどが制作されました。
そのプログラムがあまりに難解だったため、リメイクが遅れたという噂がいまだに根強いあたり、インドの技術力というか、発想が日本人離れしていたことが窺えます。

話は逸れましたが、インドや中国の労働力は察しの通りお安くなっています。
それでも日本人のIT技術者がいまだに現役なのは、その国民性によるところが大きいと言われています。
明文化できない所で日本はまだアドバンテージを得ています。
いつまで続くかは不明ですが、今後もある程度住み分けができるものと思われます。

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